2021年4月19日茶室を造る 其の玖茶室の屋根は、銅板一文字葺きと小瓦の日本瓦葺きの組み合わせです。 軒先部分は、瓦葺にすると耐震性からも見た目にも重たくなります。 荒土塗りが始まりました。 貫は塗りません。裏返しは引き続塗ります。 庇の加工中です。
2021年4月13日茶室を造る 其の捌荒土を塗る下地の竹小舞掻き 組むことを掻きといいます。 正面が床の間になります。 竹小舞掻き荒壁下地組 出入り口上部が半円になっている給仕口です。 左側縦材は中柱です。 小舞壁竹組が完了しました。 一般的な竹小舞組です。
2021年3月31日茶室を造る 其の漆給仕口が出来ました。 小舞壁荒壁下地です。 左開口部は貴人口、その右下のほぼ正方形の場所が躙り口、 その右上の横長の場所が連小窓となります。 外部から見た荒壁下地の竹小舞組です。 中央に見える窓は連小窓、右下に見えるのはにじり口です。 左側は水揚げ口です。
2021年3月27日茶室を造る 其の伍茶室屋根軒裏の野根板張り ※野根板とは、高知県東部の野根山産の木材を薄く剥いだ長い板のことで、 茶室などの天井板に使います。 中柱が付きました。 これから作業はスピードアップして進んでいきます。
2021年2月19日茶室を造る 其の参木の説明が続きます。 茶室造りの命は素材の「木」と、木の「加工」に付きます。 木の選別と、加工の技術が茶室造りの基礎となります。 木目は年輪が良く詰まったものを使います。 幅2cmほどの木枠の中に年輪を見せたいからです。 この辺の拘りが猪野社長の情熱を感じさせます。...
2021年2月17日茶室を造る 其の壱高知では数少ない茶室、数寄屋造りの老舗工務店です。 スタッフの一人が、猪野社長の茶室にかける情熱と妥協のない仕事を レポートしてまいります。 最初の柱一本から、完成まで密着レポートを行います。 随所に専門用語が使われておりますが、分からない場合はお問合せ下さいませ。...