2023年10月26日第39回高知市都市美デザイン賞に受賞しました。高知市天神町に古くからある石積みの水路と古いレンガ壁が残されています。 その奥にある豊かな植栽とともに、数寄屋造りの母屋と茶室である「弄月亭(ろうげつてい)」と、 その隣に三階建てブラックコンクリートのレセプションルーム「忘筌寮(ぼうせんりょう)」があります。...
2021年4月19日茶室を造る 其の玖茶室の屋根は、銅板一文字葺きと小瓦の日本瓦葺きの組み合わせです。 軒先部分は、瓦葺にすると耐震性からも見た目にも重たくなります。 荒土塗りが始まりました。 貫は塗りません。裏返しは引き続塗ります。 庇の加工中です。
2021年4月13日茶室を造る 其の捌荒土を塗る下地の竹小舞掻き 組むことを掻きといいます。 正面が床の間になります。 竹小舞掻き荒壁下地組 出入り口上部が半円になっている給仕口です。 左側縦材は中柱です。 小舞壁竹組が完了しました。 一般的な竹小舞組です。
2021年3月31日茶室を造る 其の漆給仕口が出来ました。 小舞壁荒壁下地です。 左開口部は貴人口、その右下のほぼ正方形の場所が躙り口、 その右上の横長の場所が連小窓となります。 外部から見た荒壁下地の竹小舞組です。 中央に見える窓は連小窓、右下に見えるのはにじり口です。 左側は水揚げ口です。
2021年3月27日茶室を造る 其の伍茶室屋根軒裏の野根板張り ※野根板とは、高知県東部の野根山産の木材を薄く剥いだ長い板のことで、 茶室などの天井板に使います。 中柱が付きました。 これから作業はスピードアップして進んでいきます。